深澤直人

俳句は、いいものがあって詠むわけではなくて、特別ではない、ふつうの領域が、妙にアーティスティックに高まるということがすごい。きっとデザインと同じように、何らかのことを入力したり考えたりしていたことが、ある瞬間に、ふっとひとつの調和した線みたいなものが見えたときに、ポンとでるのかなあ。デザインと俳句はすごく似ているんじゃないかと思います。